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ESM(欧州安定メカニズム)が設立されたものの……

10/8にESM(欧州安定メカニズム)が設立されました。

3年間の期限付きで2010年6月に発足したEFSF(欧州金融安定ファシリティ)の後継という位置づけ。以前からニュースなんかに出てきていたので、ぽっと出の話ではありません。

ESMは欧州版IMF(国際通貨基金)として、金融危機の波及を防ぐための防火壁として期待されていますが、実際のところ効果を期待できるんでしょうか。

EFSF(欧州金融安定ファシリティ)との違い

基本的な機能は引き継ぐようです。つまり、債務危機国の国債購入、債務危機国への融資。

そこに新たな機能として追加されるのが、経営不振の金融機関への直接融資となります。現在のところ、国内金融機関が債務不安を抱えた場合、政府が融資をおこなったり、国有化することで対応していたので、国の債務や負担が増加していました。

資金枠の規模は、EFSFより拡大されます。その規模が5000億ユーロ、日本円で約51兆円規模となります。

EFSFもESMも、どちらもユーロ圏内の債務危機におちいった国を支援するための機関です。大きく内容が異なることはありません。路線を踏襲しつつ、救済手段を増やし、支援規模を増やしたということです。

ESMが機能するかは不透明

ESMが機能するかどうか。今のところ、懐疑的な意見が多いようですね。

まずドイツの存在。支援を受ける国に対して、厳しい財政再建計画を徹底させるスタンスをとっています。当然といえば当然で、ユーロ圏経済1位のドイツは最大の支援国ですからね。支援する側からしてみれば、支援を受ける側に痛みをともなわせる必要があるということでしょう。

そして、ESMの資金枠の規模。5000億ユーロ(約51兆円)規模まで拡大されるものの、その規模に達するまで数年かかる見通しです。そうなると、資金が不十分なんじゃないかという見方があります。

そもそもEFSFの際にも言われていたことですが、スペインやイタリアなど複数の国が支援を必要とすると、現在の規模では不十分。仮にスペインが支援を要請した場合、資金枠の半分以上が必要となるのではないかと言われています。ギリシャと違って、スペインやイタリアは、ユーロ圏内でドイツ、フランスに次ぐ経済国なので、そのぶん支援規模も大きくなるだろうということ。ですから、ESMでも資金のレバレッジ活用が議論されているのでしょう。

欧州債務不安解消への道のりは前途多難

欧州の債務不安が市場テーマとして出てきた当初から言われていたPIIGS。ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインのことです。

それから2年以上経過しているのに、状況が改善したわけでもなく、スペインは支援を要請するかどうかという状況が続いています。一連の欧州債務不安の発端となったギリシャも、追加支援や財政再建計画について協議が続けられている状況。

2年以上前からの話ですからね、ユーロ圏のソブリンリスクって。ただ、それだけ根の深いテーマなんでしょうし、ESMが設立されたからすべて解決とは間違ってもならないと思います。

 

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