移動平均線の使い方についてコメントをいただきまして、自分でも再確認のつもりで記事にします。

移動平均線の使い道は大きくわけて3つだと思います。

  1. サポート(支持線)とレジスタンス(抵抗線)
  2. トレンドを確認する
  3. エントリー、決済のサイン

わたしが使っているのは1と2の使い方ですかね。

1. サポート(支持線)とレジスタンス(抵抗線)

サポート、レジスタンスとして使うのは、50日移動平均線(以下、MA)、90日MA、200日MA、1時間足の50時間MA、100時間MA、200時間MA。

50日MA、90日MA、200日MAは、各社のレポートに出てくるような一般的なものなので、とりあえず頭に入れておいてもいいのかなと思います。決済する目安のひとつとして使えるかなと。

特に、日足チャートを眺めるとわかりますが、200日MAは結構サポートやレジスタンスとして機能しています。

短期トレードの場合でも、200日MAの水準、そして200日MAと現在のレートとの位置関係については、把握するようにしましょう。1本移動平均線を追加するだけと簡単ですし、チェックも1日数秒で終わりますからね。

2. トレンドを確認する

もうひとつ、トレンドの確認。

2本以上の移動平均線の位置関係やかたむき、幅で見ますが、大きなトレンドの確認をするために使うので、比較的長めの期間を設定します。個人的には20MAと50MAを使うことが多いですね

また、位置関係と幅をもっと視覚的に見やすくしているのがMACD。使う移動平均線の種類が単純移動平均線とはちがって、直近の数字を重視する指数平滑移動平均線(以下、EMA)ですが、MACDラインは2つのEMAの差を表しているので。

わたしが大きなトレンドの確認に使っているMACDのパラメーターは(21.55.8)。どこだったか忘れましたが、海外のサイトを見て使えるなと思い、それから使っています。

MACDの簡単な説明

21EMA、55EMA、そしてMACDを表示させてみました。2つの移動平均線の「位置関係」だけでトレンドの確認をしていると、交差する前のエリアでは失敗トレードとなってしまいます。

ところが、MACDでは赤矢印のところで、2本のEMAの「幅」がせばまりだしていることを確認できるので、少なくとも2本のEMAが交差する緑矢印のところまでは、トレンド転換の可能性ありということで失敗トレードをすることは避けられます。

また、水色のエリアのように調整局面(押しや戻し)も見えますから、他のテクニカル指標と組み合わせるとエントリーのチャンスにもなります。

3. エントリー、決済のサイン

そして、最後にエントリー、決済のサインとして使う場合。わたし自身はこの方法で使っていないので、一応考えだけ。

トレンド確認で使うツールの設定期間より短いものを使うのがいいと思います。

たとえば、50MAとか90MAをトレンド確認に使うのであれば、20MAとかそれ以下の期間。上のようにMACDでトレンド確認をする場合、一般的な(12.26.9)のMACDを使うなら12EMAより短い期間を。5MAと10MAのクロスを使うといったかんじで。

基本的には大きなトレンドを確認して、大きなトレンドに沿う形で小さなトレンドを見つけてエントリーする。トレンドフォローの手法では、こういう考え方です。ですから、エントリーに使うのであれば、小さなトレンドを見つけるために短い移動平均線を使ったほうがいいと思います。

まとめ

おおまかにまとめると、
サポート、レジスタンス → 自分で調整せずに一般的に使われている期間を
トレンド確認 → エントリーサインに使うツールの設定期間より長く
エントリーサイン → トレンド確認に使うツールの設定期間より短く

移動平均線を使う方法としては、こんな感じでしょうかね。使う使わないは自由ですが、たいした手間ではないので、サポート、レジスタンスの確認はしてもいいんじゃないでしょうか。

もちろん、移動平均線だけを使って分析しなければいけないわけではありません。それぞれ他のテクニカル指標を使ったほうがいい場合があります。

こんな感じで個人的には考えて、使っています。

 

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